それにブラジャーを嗅ぎたいなんて変态じみた事を言えば、気持ち悪がられて最悪フラれてしまうかもしれない。
「でしょでしょ? じゃあこれの色违いもいくつか买っちゃおっと? ──ふふっ、今夜は寝かせないからね……?」
ウキウキしながら下着を手に取り、ウインクして见せる彼女。
その姿は大変に可爱らしく、思わずドキッとしてしまう。
これほど美人で、なおかつIカップという奇迹に近いスタイルを有する彼女を持っていながら性癖が完全に満たされないことに対する文句を言うのはかなり赘沢なのだろうけど……それでも爆乳の彼女を持ったならば、一度くらいは自分の欲求に応じたのプレイをしてみたいものだ。
「──あ、ごめん悠斗、ちょっとお手洗い行ってくるからこれお会计しといてくれない?」
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「えっ?」
「じゃあ、よろしくね!」
「あっ、ちょっと!」
そんな事を考えてボーっとしていたら、友香里は突然手元のランジェリーを僕に全部手渡して、走り去って行ってしまった。
会计って、こんな女性下着だらけの店で僕にレジまで行けって言うのか……?
しかし、こんなに大量のランジェリーを抱えたまま突っ立っていたら、それこそ変质者だ。
僕は顔が热くなるのを感じながら俯き気味になり、急いでレジへと向かおうとした。
「──うわぁっ!?」
「きゃっ……」
その时だった。
ばゆんっ、と、何か凄まじい弾力の物体に势いよくぶつかってしまい、僕は跳ね返されるように尻饼をついてしまった。
その势いで、手に持っていたランジェリーが床に散らばってしまう。
「だ、大丈夫ですか? すみません……」
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柔らかそうな雰囲気の声で、僕とぶつかったらしい女性が声をかけてくる、
痛む尻を抚でながら、僕は起き上がってその人に目を向ける。
「いえこちらこ────────そ……?」
そこに立っていた女性の姿に、僕は目を丸くさせた。
僕よりも一回り高い身长──170cmくらいだろうか──を有する、ふわふわとしたパーマがかかった长めのミルクティー色の髪をした女性。
いかにもおっとり系と言った感じで、少し垂れ下がった优しそうな目尻がその印象をより浓くしており、まるで周囲に花が舞っているかのように错覚させられる。
──だがしかし僕は、そんな特徴なんて霞がかって见えるくらいの、圧倒的な个性に目が夺われっぱなしだった。
桃色のレーストップスの胸元を凄まじいまでの急角度で押し上げる、たぷん──どころではない、どたぷぅんっ?という効果音が付きそうなほどの、圧倒的なまでに巨大なバスト。
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