危ない、危うくとんでもないことを口走りそうになってしまった。
初対面の人になんてことを言いそうになってしまったんだ、僕は。
しかし、この人ほど胸が大きいと、ガッチリとしたブラジャーもさぞ映えるんだろうな……なんて妄想をして、首を横に振る。
いけない、他の人の胸にうつつを抜かしていたら、友香里に怒られてしまう。
「………くすっ?」
そんな僕の様子を见て、女性は目を细めて少し笑ってみせる。
その様がやけに妖艶に见え、僕の胸はまた不覚にもドキリ、と高鸣ってしまった。
「と、とにかくぶつかってすみませんでしたっ! じゃあこれで……」
「あっ、ちょっと待ってください!」
下着を拾って退散しようとしたところで、女性に呼び止められる。
な、なんだ!? やっぱり気が変わって警察に突き出すとか!?
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「実は彼女さんにプレゼントするのにおすすめ可爱らしいブラジャーがあるのですが……よろしければ、见ていきませんか?」
「……えっ?」
「あぁ、申し遅れました?私、この下着店の店员を务めさせていただいてます、穂波と申します?」
て、店员さんだったのか……なんだか无駄に焦ってしまった。
「お客様のように、彼女さんにプレゼントするのに来店される男性はたまにいらっしゃいますので、そういった方に高い人気をいただいてるブラジャーも取り揃えてあるんです?いかがいたしましょうか?」
「あっ……じ、じゃあお愿いします……」
穂波さんのグイグイと来る势いに押され、思わず了承してしまう。
势いに屈したわけではなく、もう数センチ近づいたら、その大きすぎる乳がこちらの体に押し付けられてしまいそうだったので……。
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「ありがとうございます?ちなみに彼女さんのサイズとかって、お分かりになりますか?」
「えっと……あ、Iカップの65って言ってました……」
「まぁ、普通の方に比べて大きめですね?国内で贩売しているブラジャーの最大サイズがIカップなので、选択肢が少なくてお困りでしょう……」
国内、最大サイズ。
その言叶で友香里のバストがいかに大きいかを思い知らされ、兴奋で胸の鼓动が一层早くなる。
というか、そんな友香里のサイズさえ「大きめ」で済ます穂波さんの胸は一体……。
「ですがここは大きな胸のお客様のため、Iカップ──それ以上のサイズも豊富に取り揃えさせていただいておりますのでご安心ください?」
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